“イチロー愛弟子”ロドリゲスが新人王 史上初の快挙&647億円大型契約と話題独占
打率.284、28本塁打、75打点でシルバースラッガー賞も初受賞していた
全米野球記者協会(BBWAA)が選出する2022年シーズンの最優秀新人(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)が14日(日本時間15日)、発表された。ア・リーグは“イチローの愛弟子”として知られるマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手、ナ・リーグはブレーブスのマイケル・ハリス2世外野手が選ばれた。
21歳のロドリゲスは132試合に出場して打率.284、28本塁打、75打点、OPS.854。デビュー1年目では史上初の25本塁打25盗塁をマークした。8月にはマリナーズと最大17年4億7000万ドル(約657億5000万円)の超大型契約を結ぶことが発表されている。打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞も外野手部門で受賞した。
マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏を慕い、師弟関係にあるロドリゲス。1位票29票を集める圧勝で、マリナーズからは1984年アルビン・デービス、2000年佐々木主浩、2001年イチロー、2020年カイル・ルイス以来、5人目の快挙。21歳以下では史上4人目で、ドミニカ共和国出身選手としては12年ぶり8人目の受賞となった。
(Full-Count編集部)