オリックス、西武・森友哉の獲得を発表 強打の捕手加入で日本一連覇へ、FA争奪戦制す
2018、2019、2021年と3度ベストナインに輝いた
オリックスは16日、西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使した森友哉捕手の獲得を発表した。日本一球団が、複数球団による争奪戦を制した。
2013年ドラフト1位で西武入りした森は、2019年に正捕手として首位打者とリーグMVPを獲得。2018、2019、2021年とベストナインに輝いた。今季は102試合に出場して打率.251、8本塁打、38打点。大阪出身で、小学生時代の2007年にはオリックスジュニアでプレーした縁もある。
チームは今季、リーグ連覇、26年ぶりの日本一に輝いたが、オフはポスティングシステムでのメジャー移籍を希望している吉田正尚外野手の去就が流動的に。さらに捕手として今季チーム最多の75試合に出場した、伏見寅威捕手が国内FA権を行使し移籍が濃厚となっていた。
強打を兼ね備えた捕手の補強は絶対的に必要だった。オリックスはリーグ3連覇、2年連続日本一に向けて、球界屈指の“打てる捕手”の獲得に成功した。
(Full-Count編集部)