カ軍右腕の“大暴投”にもなぜか納得? 「仕方ありません」「賢い判断」
カージナルスのガントが初回に画面から消える大暴投
メジャーリーグで画面から消える“大暴投”が話題となっている。カージナルスのジョン・ガント投手が19日、(日本時間20日)のフィリーズ戦に先発。初回に投じた中継カメラも追うことができなかった大暴投に地元TV局の実況は「これは仕方ありません」と同情の声を上げた。
問題の投球は初回1死二塁で打席にヘレラを迎えた場面。ガントが投球モーションに入った瞬間にヘレラは主審にタイムを要求。だが、すでに投球動作に入っていたガントは止めることができず、捕手のはるか上に88マイル(約142キロ)の直球を投げ込んでしまった。
中継カメラにも収まりきらない“大暴投”に試合を中継するテレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」で実況を務めたダン・マクラフリンも「ワオ…! タイムがかかりましたが、はるか上の方へ投げ込みました。これは仕方ありません、(タイムが)とても遅かったです」と同情の声を上げるほどだった。
また、この“衝撃の1球”動画はMLB公式インスタグラムでも紹介された。
「ホントに?」
「投手が投げる直前のタイムは認めるべきではない」
「タイムの要求が遅い、ガントは怪我をしていたかもしれないよ」
「彼は賢い判断をした」
「キャッチャーはそれでも捕ろうとしていたね」
「タイムがかかった時に腕を痛めないためには、まさにこうしないと」
「キャッチャーの努力も認めるべき」
ファンからはガントを心配するコメントも多数あり、投球直前にタイムをかけた主審を批判するものもあった。