巨人ドラ1が現役引退を決断 通算360発大砲がロッテ打撃コーチ就任 24日の去就
巨人の桜井俊貴は合同トライアウトを受けていたがオファーはなかった
巨人から戦力外通告を受けていた桜井俊貴投手が、現役引退を決めたことが24日、明らかになった。また、ロッテは今季まで巨人で1軍打撃兼内野守備コーチを務めていた村田修一氏が1軍打撃コーチ、日本ハムで野手総合兼打撃コーチを担った金子誠氏が1軍戦略コーチに就任すると発表した。
桜井は2015年に立命館大からドラフト1位で巨人に入団。怪我に苦しみ、2年間は未勝利だったが、4年目の2019年に主に先発で8勝6敗の成績を収め、リーグ優勝に大きく貢献した。今季は中継ぎで2勝0敗の成績だった。現役続行を希望し、合同トライアウトを受けていたがオファーはなく、ユニホームを脱ぐことを決意した。
村田氏は横浜(現DeNA)時代の2007、2008年に本塁打王に輝き、2011年オフに巨人へFA移籍。2017年に戦力外通告を受け、NPB通算1865安打、360本塁打をマークした。今季リーグ5位の97本塁打と長打力不足に泣いた打線の再生に期待がかかる。
金子氏は現役時代に遊撃、二塁で計3度のゴールデン・グラブ賞を受賞した。千葉・我孫子市出身で、吉井監督とは日本ハムコーチ時代の同僚だった。2017年から侍ジャパンのコーチを務め、2021年の東京五輪ではヘッド兼打撃コーチとして金メダル獲得に貢献した。
(Full-Count編集部)