エンゼルスは「まだ足りない」 クネクネ右腕に元鷹左腕…米TV局が獲得進言した8選手
ベテランの先発投手を獲得すべし?「比較的に安価で獲得できる」
今オフの補強戦線で台風の目となっているエンゼルス。2014年以来のポストシーズン進出への機運は高まりつつある中、米CBSスポーツは「今オフ一番忙しいチームだが、あと4つ動かなければならないことがある」と特集記事を掲載。今後、獲得へ動くべき選手の名前を挙げている。
すでにエンゼルスは今季15勝を挙げた左腕タイラー・アンダーソンと3年総額3900万ドル(約54億円)で獲得。ジオ・ウルシェラ内野手、ハンター・レンフロー外野手とレギュラークラスの野手陣を次々とトレード獲得した。だが、同メディアは「ポストシーズンに進むには足りない。オオタニとトラウトだけでは勝てないことを証明している。ミナシアンGMの仕事は残っている」と指摘。その上で、先発投手、遊撃手、さらにブルペン陣の強化を求めた。
先発ローテーションには大谷をはじめ、アンダーソン、サンドバル、スアレス、デトマーズら左腕が揃う。「上位3人は強力で、スアレスとデトマーズは2023年も登板するチャンスを得るに十分パフォーマンスを2022年に見せた。しかしそれ以降の面々はリスクを伴う」と分析し、お手頃なベテラン先発投手を獲得すべきと進言した。
「例えば、ジョニー・クエトがホワイトソックスで投げた158回1/3は、平均以上の投球だった。来年2月に37歳となり、これまでに2000投球回以上を記録している。クエトは6人ローテーションから恩恵を受けるベテラン投手だ。そして、比較的に安価で獲得することができる」