パイレーツ姜正浩が延長キャンプで本塁打 メジャー合流はいまだ未定
ハンティントンGM「まだ春キャンプの状態」
パイレーツの姜正浩内野手が19日(日本時間20日)、メジャー合流を目指して調整する延長キャンプで本塁打を放ったという。地元スポーツ専門メディア「DKピッツバーグ・スポーツ」が伝えている。
姜は2016年12月に韓国で飲酒運転をして事故を起こした上、現場から一時“逃走”。その後、同乗者が運転していたと主張するなどして、韓国国内でも批判を浴びていた。過去3度に渡って飲酒運転をしていたこともあり、米国から就労ビザが発給されずにいたが、今年4月にようやく就労ビザが発給された。
昨年はメジャーでプレーできず、オフにはドミニカ共和国のウインターリーグに参加したが、打率1割台と低迷し、現地球団から放出されていた。
記事によれば、4月末に渡米した姜は、延長キャンプでの練習試合で7回までプレーするまでに状態を上げているという。だが、パイレーツのニール・ハンティントンGMは20日(同21日)に地元メディアに対し「ベストな状態になるまで練習し続けるだけ。まだ春キャンプの状態。長らく実戦から離れていたが、まだ打撃は健在で、いいプレーを見せる時もある」と現状を説明。まだ具体的なメジャー合流の時期は定めていないと明かしたそうだ。
ようやく歩み始めたメジャー復帰までの道のりだが、1日も早く状態を上げてチームの勝利に貢献したい。
(Full-Count編集部)