イチロー氏を牛耳った女子高生の“魔球” 元中日エースが仰天「グググってくる」
神戸弘陵の左腕・日高結衣は来季から読売ジャイアンツ女子チームでプレーする
日本一の女子高生左腕が投じた変化球の切れ味に、元中日エースが仰天した。最多勝2度を誇る吉見一起氏が、高校女子の強豪・神戸弘陵高を訪問。先月3日に実施された「イチロー選抜KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」戦でイチロー氏を抑えた左腕・日高結衣投手が投じたカーブの軌道を、巨人・菅野智之投手のように「グググってくる」と絶賛している。
技巧派左腕の日高は神戸弘陵高で2度の全国制覇を経験。カーブ、スライダー、チェンジアップを操る抜群の制球力が持ち味で、「イチロー選抜KOBE CHIBEN」戦では「高校野球女子選抜」の先発を務め、イチロー氏をカーブで一ゴロに打ち取っている。来季から本格的に始動する読売ジャイアンツ女子チームの入団が決まっている。
一緒に行ったキャッチボールで、吉見さんは「立ち姿がいいし、ボールの出所が見にくくて球筋が綺麗」とベタぼれ。捕手後方からブルペン投球を見守ると、カーブ&スライダーの切れに「おほほほほ」と言葉を失ったほどだ。
「ヤクルトの田口のようなスライダー」と評した後に打席に立つと、カーブの軌道に「グググってくる。(巨人)菅野のスライダーもそう。加速する感じ」と舌を巻いた。一部始終が吉見氏の公式YouTubeで公開されると「エグイ、惚れるの分かります」「すげー! 急にボールが出てくるw」とファンも絶賛していた。