9人中8人が自由契約…巨人が最低の「11%」 セの助っ人、来季の“残留率”は?
広島は5選手中フランスアだけが退団、4選手が残留して残留率「80%」
シーズンオフを迎え、セ・リーグでは外国人選手を“大刷新”する球団が相次いでいる。日本野球機構は2日、2023年度の契約保留選手名簿を公示し、各球団が来季契約の意思がある選手が掲載された。ここでは各球団に今季在籍した外国人選手の中で、何人が残留する見込みとなっているのか見ていきたい。
巨人には今季9選手が在籍したが、名簿に記載されたのはアダム・ウォーカー外野手ただひとり。“残留率”は「11.1%」とセ・リーグで最も低く、ここから新外国人獲得のニュースが増えてきそうだ。阪神もシーズン途中で退団したチェン・ウェイン投手を含めると、8人中残留するのはカイル・ケラー投手のみ。「12.5%」は巨人に次ぐ低さとなっている。
中日はライデル・マルティネス投手、ジャリエル・ロドリゲス投手、ダヤン・ビシエド内野手の3選手が記載され「37.5%」。ペドロ・レビーラ内野手とギジェルモ・ガルシア外野手は、育成で再契約のため含めていない。ヤクルトはサイスニード投手、ホセ・オスナ内野手、ドミンゴ・サンタナ外野手の3選手が残って「42.8%」。守護神のスコット・マクガフ投手が漏れた。
DeNAはエドウィン・エスコバー投手、ロバート・ガゼルマン投手、ネフタリ・ソト内野手、タイラー・オースティン外野手の4選手が記載され「57.1%」。広島は5選手中4選手が残留し、セ・リーグ最高の「80%」となった。ヘロニモ・フランスア投手だけが退団するが、すでに大砲のマット・デビッドソン内野手を獲得するなど来季に向けた動きも早い。
(Full-Count編集部)