ジャッジ、39歳までプレー確約? 争奪戦で“9年契約”の可能性と米メディア報道

ヤンキースからFAのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースからFAのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ローゼンタール記者「9年契約となる可能性がますます高まっている」

 争奪戦が繰り広げられているアーロン・ジャッジ外野手は、9年契約になる可能性が高いと、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏が3日(日本時間4日)に伝えている。残留を求めるヤンキースのほか、ジャイアンツも参戦。歴史を塗り替えた大砲は、超大型契約の様相を呈してきた。

 ローゼンタール記者は「FA市場の動向によると、アーロン・ジャッジの入札を制すチームは、9年契約となる可能性がますます高まっているようだと、関係者が言及した」と強調。来年4月に31歳を迎えるジャッジは「契約満了時には39歳のシーズンを迎えることになる」との事実も添える。

 今季ア・リーグ記録を塗り替える62本塁打を放ったスーパースターとはいえ、39歳まで一線でいられるかは未知数。裏を返せば、それだけの“覚悟”がなければ、ジャッジは手に入らないということか。記事では「ヤンキースは、外野のスター選手を引き止める為に、その規模の長期契約を提示することに抵抗がないか判断する必要があるかもしれない」と記している。

 争奪戦の現状は、11月24日(同25日)にジャイアンツがジャッジと面談。名乗りを上げているといわれるドジャースは、短期の契約を求めていると見られる。ローゼンタール記者は、ほかにも獲得を目指す球団があるといい「ジャッジとしては、確約されたもう1年間分(の契約)の為に、ヤンキースを去るか判断を迫られるかもしれない」とも。契約はどこまでつり上がり、どの球団が勝利するのか、注目は日々高まっている。

(Full-Count編集部)

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