侍ジャパン「最強打線」を“大胆予想” メジャー強打者3人…1番はサプライズ選出

侍ジャパン「最強打線」を“大胆予想”【写真:荒川祐史、Getty Images、ロイター】
侍ジャパン「最強打線」を“大胆予想”【写真:荒川祐史、Getty Images、ロイター】

WBCに挑む侍ジャパンの打線を編集部で独自予想

 カブスの鈴木誠也外野手が8日、自身のインスタグラムで来春に行われる「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」への出場を表明した。すでにエンゼルスの大谷翔平投手が出場意思を明らかにしており、11月の強化試合に出場したヤクルトの村上宗隆内野手らと組む打線の形が見えてきた。SNS上では「最強打線」「史上最強」「すごいメンバー」との声も多く、ここでは現時点でのラインナップを独断で選出してみた。

「1番・中堅」にはラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)をサプライズ選出した。母が日本生まれの日本人で日系2世となるため、出場資格を満たす。今季はメジャー2年目にしてリードオフマンに定着し、主に右翼手として108試合に出場。打率.228、14本塁打、出塁率.340、OPS.788の成績を残している。

「3番・DH」と「4番・三塁」には大谷と村上を連続で並べる。エンゼルスでは大谷を敬遠される場面が目立ったが、国際大会でも同じ攻めをされる可能性が高い。そこで勝負を避けられないように、今季56本塁打と最も一発の危険性が高い村上を後ろに置く。さらに「5番・右翼」に鈴木が入ると、強豪国にも引けを取らないクリーンアップが完成する。

 外野の最後の一枠は近藤健介(日本ハム)、塩見泰隆(ヤクルト)、近本光司(阪神)らの争いになりそう。強化試合では2番に近藤が入ることが多く、出塁率の高さから大谷と村上の前に置くのも作戦の一つだろう。二塁には牧秀悟(DeNA)と山田哲人(ヤクルト)がいるが、強化試合では山田が二塁、牧が一塁に回った。一塁が本職の山川穂高(西武)も争いに割って入ってきそうだ。

「8番・捕手」には、西武からオリックスに移籍した森友哉を推したい。東京五輪での実績もある甲斐拓也(ソフトバンク)や中村悠平(ヤクルト)もいるが、打撃面での貢献を考えると外せないだろう。「9番・遊撃」には守備の名手、源田壮亮(西武)を置く。打撃面では坂本勇人(巨人)、走塁面では中野拓夢(阪神)も候補になりそうだ。

 海外メディアなどが伝えているところによると、出場選手枠は30人に拡大される見込みで、11月に行われた強化試合より2人多い。野手は14~16人が選出されるとみる。7日(日本時間8日)にレッドソックスと契約合意したばかりの吉田正尚や、強化試合に出場していない柳田悠岐の動向にも注目が集まる。実際に栗山英樹監督は誰を選ぶのか、メンバー選考が楽しみだ。

【一覧】大谷、村上、鈴木をどう並べる? 編集部が独自選出した「侍ジャパン打線」

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