鈴木誠也が「どうしても必要だった」 WBC出場に侍J栗山監督が感謝「本当にうれしい」
鈴木は8日に自身のSNSで「栗山監督胴上げするぞぉー」
侍ジャパンの栗山英樹監督が10日、さいたま市内で行われた「NIPPON EXPRESS×侍ジャパン」野球教室に参加。鈴木誠也外野手が来春開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を表明したことについて「僕以上に日本野球のことを考えて決断してくれた思う。本当にうれしかったです」と目を細めた。
改めて「走塁から守備からスローイングから何から、すべてのことができる選手ってなかなかいない。それもトップレベルで。特に日本の打者は左打者が多いので右打者がどうしても必要だった」と鈴木の存在の大きさを口にした栗山監督。大谷翔平投手、ダルビッシュ有投手に続く3人目のメジャー組に「日本のために戦ってくれるのはうれしいこと」とうなずいた。
鈴木は8日に自身のSNSで「栗山監督胴上げするぞぉー」と綴ってWBC参加を報告した。これには「無理なお願いをしていた部分があったので、色んな思いでああいう言葉になっていると思う」と喜びと責任を噛みしめている様子だった。
(町田利衣 / Rie Machida)