巨人移籍のオコエが入団会見、背番号「50」 “13年ぶり”の伝統ユニホームで決意
会見には巨人・吉村禎章編成本部副本部長も同席し、オコエに期待
12月9日に行われた現役ドラフトで楽天から巨人に移籍したオコエ瑠偉外野手が14日、東京・大手町の球団事務所で入団会見を行った。背番号は広島に移籍した戸根千明投手が付けていた「50」。心機一転、新たなチャレンジに向かって、スタートを切った。
オコエは関東一(東東京)時代は強打と華麗な外野守備で甲子園を沸かせたが、プロでは苦しんだ。1軍通算で236試合出場、打率.219、9本塁打。今季は6試合出場にとどまっていた。生まれ育った東京のチーム、また小学6年生(2009年)の時は「ジャイアンツジュニア」に選ばれていたとあり「ジャイアンツのユニホームを着られるのは光栄です」と感謝の思いを述べた。
会見にはチームカラーであるオレンジのネクタイを着用。巨人・吉村禎章編成本部副本部長も同席し、オコエへの期待を寄せた。抜群の身体能力を持っているのは周知の事実。来季の巨人の外野手の層は厚いが、強い意志を持って挑み、チームに貢献することを誓っていた。
○オコエ瑠偉(オコエ・ルイ) 1997年7月21日生まれ。東京都出身。小学6年生の時(2009年)にはジャイアンツジュニアのメンバーとして「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場。関東一(東東京)では高校3年時に夏の甲子園で活躍。2015年ドラフト1位で楽天入り。1年目から51試合に出場し、プロ初アーチを放つなど高い能力を発揮。年々出場機会は減り、7年目の今季は6試合の出場。打率は.200、本塁打は0もイースタン・リーグでは48試合出場で打率.327、1本塁打をマークしていた。1軍通算は236試合、打率.219、9本塁打、44打点、20盗塁。
(Full-Count編集部)