巨人退団の“掘り出し物”がロッテ入り 阪神には2人目の「ケラー」…14日の去就
CC・メルセデスは今季助っ人投手中トップの「勝利貢献」
FA宣言していた選手の新天地が決まり、現役ドラフトも終わった。各球団来季に向けての戦力補強で残された手段は新外国人の獲得とトレードに絞られつつある。14日はロッテと阪神が新外国人選手の獲得を発表した。
ロッテが獲得したのは。今季まで巨人でプレーしたCC・メルセデス投手と、前タイガースのルイス・カスティーヨ投手だ。
メルセデスは2017年に来日。巨人では通算83試合に先発し、29勝28敗、防御率3.14をマークした。自由契約になったものの、チームの白星にどれだけ貢献したかを見る指標「WAR」では12球団の助っ人投手中トップで、オフの「掘り出し物」とも評価されていた。吉井理人新監督も「日本で実績もありますし、リーグが変わることでさらに飛躍をしてくれるのではないかと思います」とコメント。期待をかけている。
また27歳のカスティーヨは身長190センチ、体重96キロの体躯で、今季タイガースでメジャーデビュー。3試合計3回2/3を投げて無失点だった。
阪神が獲得を発表したのは、前レッドソックスのブライアン・ケラー投手。背番号は「24」に決まった。チームはカイル・ケラー投手が在籍しており、“2人目の「ケラー」となる。
身長191センチ、体重91キロの大型右腕。メジャー経験はないものの、マイナーで通算129試合に登板して34勝27敗、防御率3.18をマークしている。球団を通じて「とても熱狂的だと聞いているタイガースファンのみなさまと会えるのを楽しみにしています」とコメントしている。
(Full-Count編集部)