総額1617億円の契約成立…代理人の「取り分はいくら?」 吉田正も頼った辣腕に米驚愕
コレアの13年契約、ボガーツの11年契約とビッグディールを連発したボラス氏
今オフも大型契約が相次いでいるメジャーリーグ。日本人選手でも吉田正尚外野手が5年総額9000万ドル(約123億9000万円)でレッドソックス、千賀滉大投手が5年総額7500万ドル(約102億5000万円)でメッツへと移籍が決まった。
大型契約が相次ぐ中でまたしても注目を浴びているのが、代理人のスコット・ボラス氏だ。吉田のレッドソックスへの公示わずか1日でのスピード移籍をまとめ、ポスティングでのメジャー移籍を目指す藤浪晋太郎投手もクライアントに持つ辣腕代理人はこのオフ、すでに総額11億8300万ドル(約1617億2200万円)の契約を成立させている。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで「まばゆいばかりの冬」とし、ボラス氏がここまでにまとめた契約を挙げ、その凄まじさを伝えている。
ボラス氏は、カルロス・コレア内野手とジャイアンツの13年総額3億5000万ドル(約480億円)のビッグディールを成立させたのを筆頭に、ザンダー・ボカーツ内野手とパドレスとの11年総額2億8000万ドル(約384億円)、吉田のレッドソックス移籍など、数多くの契約を成立させ、その総額は11億8300万ドル(約1617億2200万円)に登る。
このナイチンゲール記者のツイートにファンも「彼の取り分はいくらだろう。3、5、10%?」「ボラスが契約の5%をもらうとすると、このオフシーズンで6000万ドル稼いだことになる。彼は嫌な奴かもしれないが、担当選手(と本人)に報酬をもたらす」「手数料がものすごいことになっている」と反応。仮にエージェントフィーが5%だとしても、ボラス氏はこの冬だけで5915万ドル(80億9000万円)を得ることになる。