ほぼノーステップで…ナショナルズ中堅手が圧巻の159キロ”キャノン”補殺
ナショナルズのテイラーが驚愕のバックホーム、サヨナラ打も放つ大活躍
ナショナルズのマイケル・テイラー外野手が見せた159キロの驚愕“キャノン砲”が話題となっている。MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」の公式ツイッターは22日(日本時間23日)、27歳の外野手がパドレス戦で見せたバックホーム動画を公開。「マイケル・テイラーに挑戦するなら自己責任で!」と見出しを付け、その強肩ぶりを伝えている。
衝撃のバックホームは1-1と同点で迎えた6回2死二塁の場面で飛び出した。パドレスのレイエスが放った中前打で二塁走者のピレラは一気にホームへ。だが、中堅テイラーは打球を処理すると、ほぼノーステップでダイレクト送球。一度はセーフの判定となったが「チャレンジ」により判定は覆り、アウトとなった。
「スタットキャスト」の公式ツイッターはこの動画を公開し、テイラーの“キャノン砲”は98.8マイル(約159キロ)を計測したことを紹介。驚異のスピード、伸びを見せたバックホームに同ツイッターには「とてつもないスローだ」「この送球、なんてこった!!」「ロケットアーム」と驚きの声が上がった。
さらにナショナルズの公式インスタグラムも「マイキーの時は走るな」と文言を添えて今回の動画を公開。ファンからは「なんて素晴らしい野手なんだ」「ビースト!!!!!!」「彼は今年、ゴールドグラブを獲るだろう」「最高の送球!!!!」「キャノン」「信じられない!!!」「試合を救った」と賛辞の嵐だった。
試合は同点の9回1死二塁の場面で、驚愕の“キャノン砲”でチームの危機を救ったテイラーが中堅を越えるタイムリー二塁打を放ちナショナルズがサヨナラ勝ち。テイラーは打って、守っての活躍でこの日の主役となった。