鷹・甲斐拓也、“ダウン覚悟”も現状維持2.1億円で更改「足引っ張った」「申し訳ない」
今季はシーズン通して打撃不振に喘ぎ、打率.180に終わる
ソフトバンクの甲斐拓也捕手が21日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2億1000万円(金額は推定)で来季の契約にサインした。更改後の会見では「チームの足を引っ張ったし、何も貢献できなかった。申し訳ないという思い。1年だしてもらってこの結果で足を引っ張ったと思っています」と語っていた。
2010年の育成ドラフト6巡目で楊志館高から入団した甲斐。プロ12年目の今季はキャンプ中から打撃改造に乗り出したものの、なかなか結果が出ずに成績は低迷。130試合の出場で打率.180、1本塁打27打点に終わった。
現状維持という球団からの提示に「自分の結果で現状維持というのは自分自身頑張らないといけないと思いましたし、球団には申し訳ないなという思いがある。ダウンになるのかなと思っていたんですけど、球団が維持という形にしてくれたので、しっかり取り返せるようにやらないといけないと思っています」とコメントしていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)