燕に“問題児”大物右腕が加入 元西武コンビは再起かけ韓国へ 21日の去就
元DeNAの白崎浩之氏は西武のアカデミーコーチに就任
2022年も残り10日となり、球界では21日も来年に向けての“人事発表”が続いた。ヤクルトはメジャーで実績のある右腕、キオーニ・ケラ投手を獲得。一方で今季西武でプレーしたブライアン・オグレディ外野手は韓国に新天地を求めた。
ヤクルトが入団を発表したケラは、メジャー通算で243試合に登板し、23勝13敗28セーブ、59ホールドの実績を誇る右腕。今オフは守護神のスコット・マクガフ投手が退団しており、リリーフでの実績に期待がかかる。背番号は「11」。かつてパイレーツ時代に大乱闘で10試合の出場停止、スタッフと揉めて謹慎処分を受けるなど“問題児”だった過去もある。
また韓国プロ野球のハンファはオグレディの入団を正式発表した。韓国各メディアが報じている。年俸、出来高の合計で1年90万ドル(約1億1800万円)という条件。ハンファは今季まで3年連続最下位と低迷しており、同じく新加入のバーチ・スミス投手との“元西武”コンビに浮上をかける。
またDeNA、オリックスでプレーし、今季は独立リーグの大分で選手兼任コーチを務めた白崎浩之氏が、現役を引退し西武のアカデミーコーチに就任すると発表された。チームOB以外からの起用は珍しい。他に西武OBの田代将太郎氏、戸川大輔氏、綱島龍生氏の就任も発表されている。
(Full-Count編集部)