ヤンキースが「不可解な放出」 優良左腕の“戦力外”は「試合見てたんか?」
2年連続50試合以上登板のリットキーをDFAに
ヤンキースは22日(日本時間23日)、ドジャースからFAとなっていたトミー・ケインリー投手と2年契約を交わした。代わりに、ルーカス・リットキー投手を事実上の戦力外となる「DFA」に。2年連続で50試合以上に登板した35歳左腕を放出したことに、ファンは「ほんとに試合見てたんか?」「トップ15に入る救援左腕を切ることを想像してごらん」と首を傾げている。
ニュージャージー州最大のメディア「NJ.com」も、球団の決断を疑問視。「左翼手の補強に目を向けるヤンキースが不可解な放出をする」との記事を掲載した。2021年は57試合で4勝2敗、防御率2.74、2022年は50試合で4勝4敗、防御率2.67とフル回転したリットキーを「貴重で、なおかつ体が強い救援投手」と称える。
ロースター枠の都合上、誰かを放出しないといけないにしても「DFAの明白な選択肢」はデイビー・ガルシアだったと指摘。23歳右腕はこの2年間で計8試合に先発して3勝4敗、防御率5.27。同メディアも「何の活躍もしていない」と切り捨てる。
「リットキーはスター選手ではないが、今回のロースターの動きは奇妙な決断だ」とあらためて強調。ヤンキースの公式ツイッターには納得できないファンのコメントが多く寄せられた。「マジかよ、リットキーはいい選手だったのに」「ヤンキースは果たして何をしてるのか」「リットキーをDFAとは、一体どうしてだ」と消化不良のようだった。
(Full-Count編集部)