鷹・オスナ獲得で先発陣も強化? 三笠GMは波及効果に期待「投手陣全体の底上げに」
「先発、中継ぎでもいける投手が先発に回れる」と三笠GM
ソフトバンクは25日、前ロッテのロベルト・オスナ投手が入団すると発表した。守護神候補の加入に、三笠杉彦取締役GMは「投手陣全体の底上げにもなると期待している」と、リリーフ陣の強化だけでなく、投手陣全体への波及効果にも期待した。
メキシコ出身で27歳のオスナはアストロズ時代の2019年に最多セーブを獲得。メジャー通算155セーブの実績をひっさげ、今年6月に来日すると、ロッテでは29試合に登板して4勝1敗10セーブ、驚異の防御率0.91をマークした。契約保留選手名簿から外れ、自由契約となっていた。
ソフトバンクでは新守護神候補として期待されており、今季クローザーを務めたモイネロが8回に回ることが濃厚。三笠GMも「今年も素晴らしいピッチングをしていた投手。リリーフの強化というところで大きな力になってくれると思っている」と語った。
オスナの加入によってリリーフ陣が厚くなれば、その分、先発投手に回せる投手も増え、先発陣の厚みにも繋がる。三笠GMも「先発、中継ぎでもいける投手が先発に回れる。投手陣全体の底上げにもなると期待しています」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)