選手大移動の中日で“空き番”続出…ルーキーに大きな期待 セ各球団の「1桁背番号」
中日の田中、村松、阪神の森下、DeNAの松尾がいきなり1桁
プロ野球選手も「いつかはつけたい」と憧れる1桁の背番号は、今どれくらい空いているものなのだろうか。今オフの“変動”も含め、セ各球団の事情をチェックしてみよう。
空きが一気に増えたのが中日だ。DeNAへトレードした京田陽太内野手の「1」をはじめ、現役引退した平田良介外野手の「6」、福留孝介外野手の「9」が空き番となった。さらに「2」が、石川昂也内野手から、亜大から新入団の田中幹也内野手へ。楽天にトレードされた阿部寿樹内野手の「5」は明大から入団の村松開人内野手と、新人が2人いきなり1桁を背負うことになる。
広島はカブスの鈴木誠也外野手が2021年まで付けた「1」、小窪哲也内野手が2020年までつけた「4」、昨季で退団した阿部友裕内野手の「6」が空いている。巨人へ移籍した長野久義外野手の「5」は、「63」だった西川龍馬外野手がつける。
ヤクルトは2021年まで中村悠平捕手が付けた「2」と、戦力外となった中山翔太外野手の「8」が空き番となっている。独立リーグで現役を続ける内川聖一外野手の「7」は、昨季遊撃の定位置を手にした長岡秀樹内野手に与えられた。
DeNAはシーズン中に楽天へ移籍した伊藤裕季也内野手の「4」が空き番に。戦力外となった倉本寿彦内野手の「5」は、大阪桐蔭高からドラフト1位で入団する松尾汐恩捕手がつける。
阪神は、鳥谷敬のロッテ移籍以来3年間空き番だった「1」を、ドラフト1位の森下翔太外野手がつける。さらに、糸井嘉男外野手の現役引退で空いた「7」は新外国人のシェルドン・ノイジー内野手に。空いているのは金本知憲が現役、監督を通じて背負い、ふさわしい選手が登場するまで空けておくとされる「6」だけだ。
巨人は昨季、松原聖弥外野手が「9」をつけていたものの、1年だけで「59」へ再変更となり、現在のところ空き番だ。4年間空いていた「7」は、広島から移籍する長野久義外野手へ戻る。
(Full-Count編集部)