ライバルが51億円負担で「タダ同然」 通算196発男の格安1億円獲得にファン驚愕
カブスは通算196本塁打ホズマーをたった9500万円で獲得
鈴木誠也外野手が所属するカブスは、レッドソックスを退団していたエリック・ホズマー内野手と1年契約で合意したと米複数メディアが伝えた。通算196本塁打を誇る左のスラッガーだが、USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、カブスはメジャー最低保証年俸72万ドル(約9500万円)での獲得となったが、契約社会ならではのカラクリがあるようで……。
33歳のホズマーは2017年オフにパドレスと8年1億4400万ドル(約190億円)で契約合意。堅守を誇る左の長距離砲と期待されたが、故障にも泣かされて2022年8月上旬にレッドソックスへトレード移籍。同年12月にメジャー出場前提となる40人枠から外れて退団していた。ただ、17年オフに結んだ大型契約はレッドソックス、カブスへと引き継がれ、残り3年3900万ドル(約51億4200万円)は2021年途中まで所属していたパドレスが負担するという。
ホズマーのカブス入り合意を伝える米メディアのツイッターには、多くのファンが反応。「捨てる神あれば拾う神あり」「カブスおいしい契約」「タダ同然で? 価値のある契約だ」「カブスは掘り出し物ばかりを獲得している」「カブスありがとう!」「守備力はある選手だ」「うまくいけばカブスはポストシーズン争いするかも?」などとコメントされている。
カブスはパドレスと同じナ・リーグに所属。4月25日(日本時間26日)からシカゴで3連戦が予定されている。給料をもらうライバルに恩返し弾……なんてこともあるかもしれない。
(Full-Count編集部)