悩める323億円男が「運命左右する」 不良債権の危機も…MLB公式がキーマンに指名
2019年オフに7年323億円でエンゼルス入りも故障続き
ポストシーズン進出のヒーローとなるのか、不良債権となるのか――。MLB公式サイトは「2023年健康がカギとなる12選手」を特集。大谷翔平投手が所属するエンゼルスからはアンソニー・レンドン内野手が取り上げられた。
レンドンは2019年にナショナルズで打点王に輝き、ワールドシリーズ制覇に貢献。同年オフにエンゼルスと7年2億4500万ドル(約323億2000万円)の大型契約を結んだ。コロナ禍で60試合制だった2020年こそ52試合出場したものの、2021年から故障続き。今季は6月に右手首手術を受けるなど45試合出場、打率.228、5本塁打24打点と不本意な成績に終わった。MLB公式サイトは「レンドンのエンゼルスでの滑り出しは残念といっても過言ではない。エンゼルス入りしてからの3年間でチーム全試合の41%しか出場できていない」と酷評した。
ミナシアンGMは昨年12月のウインターミーティング中に順調に調整していると明かしていた。オフにジオ・ウルシェラ内野手をツインズからトレード獲得したが、レンドンへの期待は大きい。MLB公式サイトは「トラウトが30代、オオタニはFAまであと1年なため、2023年はレンドンとエンゼルスにとって連続プレーオフ不出場を8で止める、チームの運命を左右するチャンスになるかもしれない」と伝えている。
(Full-Count編集部)