エンゼルス、自称二刀流・フィリップスを1年1.6億円で獲得「アメリカン・オオタニだ」
昨季中に打者・大谷と対戦、右越え二塁打も「もっとウエイトしなきゃ」
大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、オリオールズ傘下からFAとなっていたブレット・フィリップス外野手と1年契約で合意したと米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。
28歳のフィリップスは2017年にブルワーズでメジャーデビュー。2018年途中からロイヤルズ、2020年途中からレイズでプレーし、2021年は自己最多118試合出場、打率.206、13本塁打、44打点、14盗塁をマーク。昨季途中にオリオールズへ金銭トレードで移籍し、計2球団で83試合出場、打率.144、5本塁打、15打点、7盗塁。シーズン後にFAとなっていた。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者によると、年俸120万ドル(約1億6000万円)。
明るいキャラクターのフィリップスは「オレはアメリカン・オオタニだ」と豪語する自称二刀流。レイズに所属していた昨年5月11日(日本時間12日)の敵地・エンゼルス戦では投手として打者・大谷と対戦。スローボールを右翼フェンス直撃二塁打とされたが、「ショウヘイが二塁に到達した時に“もっとウエイトトレーニングしなきゃダメだよ”と言ったんだ」と話していた。なお、エンゼルスでは第4の外野手として起用される見込み。
(Full-Count編集部)