鷹・斉藤和巳コーチ、“人的補償”名称に物言い「どうにかならんか?」 制度にも不満
FA制度が始まった1993年から使われている人的補償「以前から言い続けている」
ソフトバンクの斉藤和巳投手コーチが11日、自身のツイッターを更新し、「『人的補償』って名称は……ええ加減どうにかならんか? この制度自体にも……」と訴えた。
チームは日本ハムからFA宣言した近藤健介外野手を獲得。移籍前の年俸は日本人選手上位3位までのAランクとみられ、日本ハムは望めば人的補償を求めることができる。昨季終了後に古巣復帰した斉藤コーチは「自チームの選手を取られたからではない。以前から言い続けている」として、人的補償の名称変更を求めた。
「人的補償」はプロ野球界でFA制度が始まった1993年から使われ、近藤のFA移籍についてはメディア報道が先行している。ダイエー、ソフトバンクとホークス一筋の斉藤コーチとはいえ、球界発展へ黙っていられないようだった。
(Full-Count編集部)