ロッテ打線が防御率トップのディクソンKO 「涌井さんに勝ちつけたかった」
鈴木が4打点と爆発、「向こうもエースですけど、こっちもエースなんで」
ロッテが27日、12-3でオリックスに快勝。防御率リーグトップの相手右腕ディクソンを攻略し、借金を「2」とした。
ロッテの先発・涌井は2回、T-岡田にソロホームランを浴び、1点を失う。しかし、その裏に田村の押し出し四球で同点に追いつくと、「みんながつないでくれたので、何とかつなごうと(思った)」と振り返った鈴木が、1死満塁でセンターへの勝ち越し2点タイムリーを放った。
「向こうもエースですけど、こっちもエースなんで。涌さんにもそろそろ勝ち星つけてあげたかった。エースで勝つと勢いに乗る」
心強い2点を涌井にプレゼントし、3-1とした。
直後の3回には1点差に迫られるも、その裏の攻撃でデスパイネが左中間最上段に飛び込む10号ソロ。「感触もすごくよかった。QVCでマリーンズファンのみなさんの前で打てたのでよかった」という快心の一発で再び2点差とし、4回にも1点を追加。ディクソンから5点を奪い、5回でマウンドから引きずり下ろした。
6回にはオリックスのリリーフ陣から岡田、角中、デスパイネの3者連続タイムリーなどで7点を奪取。猛攻で試合を決め、12-3で快勝した。