計9人が戦力外、2人の助っ人は韓国へ 岐路に立たされた西武選手たちの進路
戦力外となった戸川、佐野、熊代は引退
西武は昨シーズン終了後、引退と戦力外で計12人の選手が退団した。新たな年を迎え、岐路に立った選手たちの去就も出揃っている。他球団と比べチームスタッフへの転身が多く、第2の人生を球団でサポートする姿勢が感じられる。
通算135勝を挙げた内海哲也投手は2軍投手コーチとなり、技術を後輩たちに伝えていく。十亀剣投手は「球団本部編成グループ・育成アマチュア担当」に転身。武隈祥太投手は「球団本部ファーム・育成グループ付兼バイオメカニクス兼若獅子寮副寮長」に就任した。
戦力外通告を受けた選手のうち、2017年のドラフト1位齊藤大将投手、上間永遠投手ら6選手は育成選手として再契約した。戸川大輔外野手は現役を引退し。アカデミーコーチとなる。2019年に44試合に登板し、リリーフとして活躍した佐野泰雄投手も引退を決断。今季から1軍グループ・先乗りスコアラーに就任する。熊代聖人外野手は、今季から2軍外野守備走塁コーチを務める。
また助っ人では、退団したブライアン・オグレディ外野手と、バーチ・スミス投手が韓国・ハンファへの入団が決まっている。
(Full-Count編集部)