藤浪晋太郎は弱小球団の「非常にいい買い物」 米記者も“魔球”に脱帽「ヒリヒリ」
「MLBネットワークのモロシ記者「球種の組み合わせがダイナミック」
阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた藤浪晋太郎投手は13日(日本時間14日)、アスレチックスと1年契約で正式合意した。米国でも注目度は高く、米放送局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者は同局の番組内で「フジナミはアスレチックスにとって非常にいい買い物」と強調。弱小球団の“救世主”になる可能性もある。
モロシ記者は、藤浪を「キャリアの一時期に、ダルビッシュまたはオオタニに劣らずしびれるようなピッチングをすると見られていた投手」と紹介。剛速球もさることながら「ひりひりするような(鋭い)スプリットだった」と特筆した。
近年は苦しむシーズンも少なくなかったが、2022年は復調の兆しを見せたことも指摘。「球種の組み合わせがダイナミックなので、180イニング超を求められない限りアスレチックスで成功すると思う」と語った。
アスレチックスは昨季60勝102敗でア・リーグ西地区最下位に低迷。藤浪は年俸325万ドル(約4億1500万円)、出来高100万ドル(約1億2700万円)と伝えられる中、活躍次第では“最高のコスパ”を発揮するかもしれない。
(Full-Count編集部)