中日ガルシアが連敗ストップ6勝目 広島相手に6回8K3失点 防御率1.69に
再三走者を背負うも粘投、打線の援護を受けて自身3連勝
中日のガルシア投手が26日、敵地での広島戦で6回3失点(自責1)と力投し、今季6勝目(1敗)を挙げた。チームは7-6で勝利して連敗を2で止め、ガルシアは防御率1.69まで下げた。
味方打線が初回に1点先制に成功。援護をもらったキューバ人左腕は、初回と2回に走者を背負うも無失点で切り抜けると、3-0とリードを広げた3回は3者凡退とした。だが4回、先頭の鈴木誠也に中前打を許すと、続くエルドレッドの打球を三塁手・福田永将がファンブル。會澤翼に四球を与えて無死満塁のピンチを迎える。ここで2者連続三振で2死までこぎ着けたが、代打の新井貴浩にセンター前へ2点タイムリーを運ばれ、1点差まで詰め寄られた。
6回の攻撃で女房役を務めた大野奨太のセンターへのタイムリーで1点を追加したが、その裏にガルシアも1失点。辛くも1点リードを守ったまま、6回を123球、8安打8奪三振3四球3失点(自責1)。今季6度目のクオリティースタート(6回以上自責3以下)で、自身3連勝を飾った。
チームは8回に代打・堂上直倫が左翼へタイムリーを運ぶなど3点を追加。その裏に43歳左腕の岩瀬仁紀が野間にソロ弾を浴び、9回には田島慎二が松山竜平に2点タイムリーを許すも、1点差で逃げ切り3連敗を免れた。中日はこれで借金を3に減らした。
広島は再三走者を出しながらも打線がつながらず。来日先発となったフランスアは4回攻撃で代打を送られ、4回3失点で初勝利は飾れなかった。
(Full-Count編集部)