キンブレルの伸びすぎる直球が話題…超有望株に157キロ3連発で3球三振斬り
メジャー屈指の守護神がアクーニャJrを寄せつけず
レッドソックスの守護神クレイグ・キンブレル投手が25日(日本時間26日)の本拠地ブレーブス戦で超有望株を圧倒するピッチングを見せた。4点リードの最終回に登板し、開幕前にナ・リーグの新人王最有力候補とされていたロナルド・アクーニャJr外野手をすべて直球で空振り三振。浮き上がる剛速球を連発した投球の動画をMLB公式サイトもツイッターで紹介した。
6-2で迎えた9回。5番手で登板したキンブレルは、1死からスワンソンに二塁打を浴びるも、有望株のアルビーズは一ゴロ。2死三塁でアクーニャJrを打席に迎えた。
すると、初球は内角高めへの97.7マイル(約157.2キロ)で空振り、2球目もほぼ同じコースの97.5マイル(約156.9キロ)で空振りとあっという間に追い込んだ。そして、最後はさらに高めの98マイル(約157.7キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。
伸び上がる直球で超有望株を寄せつけず。セーブ機会ではなかったものの、圧巻の投球で試合を締めた。今季も23試合登板で1勝1敗15セーブ、防御率2.01と上々の投球を続けるメジャー屈指のクローザー。ヤンキースとの優勝争いでは、キンブレル、チャップマンという守護神2人の出来も鍵を握りそうだ。