DeNA、進化したユニに山崎「斬新」 移籍→即モデル抜擢で褒められた京田は安堵
三浦監督、山崎、京田が登場…ホームユニをお披露目
DeNAは23日、新しいホームユニホームと今年のスローガンを発表。横浜市内で三浦大輔監督、山崎康晃投手、京田陽太内野手がファンにお披露目を行なった。山崎が2012年の藤江均氏以来、11年ぶりチーム2人目の「投手キャプテン」に就任することも合わせて発表された。
新ユニホームは、今まで積み上げてきたことを全て一新するのではなく、歴史と伝統を継承しながら、さらなる進化を遂げていきたいという思いが込められている。中央に5本のラインを並べ、5本の線は選手それぞれの個性を表し、それを結束して頂点を目指す同じ1本の道を進んでいくという意味だ。
ホームユニホームのデザイン変更は、2015年以来8年ぶりとなる。山崎は「シンプルかつデザイン性のある、斬新なユニホームだと思います」と絶賛。今オフにトレードで中日から加入した京田は「こういう場に呼んでいただいて光栄。監督、康晃さんに『似合っている』と言われてホッとしています」と感慨深げだった。
今年のスローガンは「横浜頂戦(よこはまちょうせん)」。ズバリ、1998年以来実に25年ぶりとなる頂点(リーグ優勝)を狙う。就任3年目の三浦監督にとっては1年目の「横浜一心」、最下位からの巻き返しを誓った昨年の「横浜反撃」に次ぐスローガンで、昨年2位まで躍進を果たしただけに「昨年届かなかった頂きに挑戦する」と決意を新たにした。
山崎の投手キャプテン就任について、三浦監督は「練習場所や時間が野手と分かれることも多い中で、投手陣にもリーダーが必要だろうと考え、ヤス(山崎)が適任だと思った。投手陣全体の手本になり、突き進んでほしい」と説明。チーム全体のキャプテンは引き続き、佐野恵太外野手が務める。山崎自身は「9年目を迎え、いろんな角度から選手を見てきた経験を生かして、キャプテンの佐野と話し合いながら投手陣をまとめていきたい」と抱負を話した。
また、新ユニホームの袖スポンサーに、総合家電メーカーのハイセンスジャパン株式会社が就任することも発表された。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)