GG賞の強肩がMVPのスピードに“勝利” 超美技に「ミサイル」「マジシャン」
リンドーアの超美技に称賛の声続々「凄すぎ」「美しい…」
インディアンスの名手、フラシスコ・リンドーア内野手が25日(日本時間26日)の本拠地アストロズ戦でも驚異的な美技を見せた。痛烈な打球を掴み、立ち上がって反転してから、矢のような送球で俊足のホセ・アルトゥーベ内野手を刺すファインプレー。MLB公式インスタグラムで動画が公開されると、ファンから「凄すぎ」「マジシャン」などと絶賛の声が上がった。
インディアンス1点リードで迎えた6回だった。1死から昨季ア・リーグMVPアルトゥーベが、昨季サイ・ヤング賞の右腕クルーバーの速球を捉える。痛烈な打球がショートに。しかし、2016年のゴールドグラブ賞に輝いた遊撃リンドーアはバウンドに合わせ、打球の勢いを吸収するように後ろに倒れ込みながらグラブで掴んだ。
そして、すぐさま立ち上がると、反転して一塁へ送球。不十分な体勢とは思えないレーザービームのようなボールが、一塁手エンカーナシオンのグラブにダイレクトで収まった。アルトゥーベは快足を飛ばして一塁を駆け抜けたが、ギリギリのタイミングでアウトとなった。
世界最高峰の選手たちによる、世界最高レベルのプレー。MLB公式インスタグラムには、リンドーアを称える声が集まった。
「なんてプレーだ」
「非現実的」
「私の人生において最高のプレー」
「リンドーアのプレーはえげつない…」
「凄すぎ」
「美しい…」
「マジシャン」
「上手すぎる」
「野球は芸術だ」
「ミサイル」
「なんてこった」
昨年は自己最高の33本塁打を放ったリンドーア。「ミスター・スマイル」の愛称で人気を誇るスター選手は、攻守両面で存在感を放ち続けている。