国旗を背にダンスダンス “クネクネ右腕”の陽気すぎる入団会見、GM称賛「見事」
キム・アングGM「これまで見た中で一番だったかも」
マーリンズと1年契約を結んだジョニー・クエト投手が19日(日本時間20日)、本拠地ローンデポ・パークで一風変わった入団会見を行った。母国のドミニカ共和国の国旗を背負っての登場し、マウンドで独特のダンスを披露。「チームがこの街にこういう形で迎えてくれたのは光栄。ドミニカに戻った気分だ」と語った。MLB公式サイトが伝えた。
通算143勝を誇る右腕はマーリンズと1年850万ドル(約11億円)で合意。打者のタイミングを外そうと、投げる前に何度も体を“クネクネ”させる珍投法は、すっかりお馴染みとなっている。キム・アングGMは「見事な登場だった。これまで見た中で一番だったかもしれない。彼の性格と洒落っ気の表れ」と称賛。チームにはサイ・ヤング賞右腕アルカンタラがいる。「うちにいる剛腕投手らといい組み合わせになる。若手には常に力で勝負しなくてもいいというお手本になる」と期待を込めた。
MLB公式サイトのマ―リンズ番クリスティーナ・デニコラ記者は自身のツイッターで「クエトの入団会見での登場は今後長く語り継がれるだろう」と動画を公開。「すばらしすぎ」「ジーターはいいもの見逃したな」「観ていて楽しいし、応援したくなる投手。とっても努力家だけど楽しみながらプレーする」などとコメントされている。