「クリヤマが隠し持つ質の高い投手たち」 侍Jを米メディア警戒「強力な優勝候補」
エンゼルスの試合中継でお馴染みの放送局「バリースポーツ」が特集した
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパンに対し、米メディアも警戒感を強めている。エンゼルスの試合中継でお馴染みの放送局「バリースポーツ」は、「日本のスターはオオタニだけではない」との見出しで電子版で特集。特に、投手陣では山本由伸や佐々木朗希だけではなく、宇田川優希の名前まで挙げている。
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が今月20日(日本時間21日)の会見で「ショウヘイよりいい選手がいるなんてありえない」と発言したことが話題に。記事では「地球上をくまなく探しても、オオタニよりいい選手は見つからない」と主砲の意見に同意しつつ、「オオタニの脇役たちが、侍ジャパンを強力な優勝候補にすることに議論の余地はない」と指摘している。
投手陣について「クリヤマ(栗山監督)が隠し持っている質の高い投手たちはダルビッシュとオオタニにとどまらない」と、NPBでプレーする選手たちを紹介。佐々木朗については「完全試合を達成した際は(我々の)感覚がマヒしそうな13者連続を含む19奪三振をマークした。超自然的な動きをする速球は100マイルに届き、非常に優れたスプリットも持つ」と絶賛している。
他にも「彼らもクリヤマの選択肢となる」として今永昇太、高橋奎二、伊藤大海、宇田川らの名前を列挙。野手陣でも「日本の打者たちを軽んじてはならない。日本は最も並外れた2人の打者を送り込む」と、村上宗隆と山川穂高の2人の名前を出している。侍ジャパンと米国は、順当に勝ち進めば、準決勝で激突することが予想されている。
(Full-Count編集部)