田中将大、大谷封じ&6回1失点で6勝目 米称賛「タナカが“ショウダウン”」
田中が自身4連勝で6勝目
ヤンキースの田中将大投手が27日(日本時間28日)の本拠地エンゼルス戦で6回3安打1失点の好投で6勝目(2敗)を挙げた。メジャー初対決となった大谷翔平に対しては1四球を与えたものの、2三振を奪うなど無安打に封じた。ヤンキースは3-1で勝利。試合後、現地メディアは田中が大谷を封じた様子を速報した。
田中は「4番・DH」でスタメン出場した大谷とのメジャー初対決で貫禄の投球を見せた。初回2死一塁の第1打席はフルカウントからスプリットで空振り三振。4回無死一塁の第2打席では四球を与えたが、6回1死走者なしの第3打席はスプリットで空振り三振でヒットを許さなかった。
この日の失点は6回のシモンズのソロ弾による1点のみ。6回104球を投げ、3安打8奪三振3四球1失点、防御率は4.62となった。自身4連勝で6勝目。一方、大谷は9回先頭の第4打席で守護神チャップマンから四球を選び、2打数無安打2三振2四球で打率.291となった。
現地メディアも田中が大谷を圧倒した様子をレポート。ニュージャージー州最大のニュースメディア「NJ.com」は「ヤンキースのマサヒロ・タナカがエンゼルス、ショウヘイ・オオタニに勝利」との見出しで速報し、「ショウヘイ・オオタニはヤンキース戦での登板を避けることができた。しかし彼は日本の同志から逃れることはできなかった」とレポートした。
一方、地元紙「ニューヨークポスト」電子版も「マサヒロ・タナカがエンゼルスに支配的勝利で復活」と速報。MLB公式サイトは「タナカが“ショウダウン”で勝利、8奪三振を記録」との見出しでレポートした。ニューヨークの地元紙「ニューズ・デイ」電子版も「マサヒロ・タナカが安定の6イニング、エンゼルス戦の勝利に貢献」と伝え、その好投を称賛した。