侍Jヌートバーも“和式丸刈り”経験 プルペン捕手務めた日本人の母への感謝
母はソフトボール経験者「野球がどれだけ重要なものか教え込まれた」
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、野球日本代表「侍ジャパン」の一員として出場するカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が、日本人の母への感謝を語っている。米放送局「バリースポーツ」のインタビューに対し「野球がどれだけ重要なものかは、母に教え込まれたと思う」と原点を振り返る。
同局が2日(日本時間3日)にツイッターで公開した映像で、ヌートバーは家族について言及。ソフトボール選手だった母の教えとして「野球に敬意を表して、すべてきちんとやるようにと。(母に言われて)必ずベースボールヘアカットの丸刈りにさせられた。ささいなことが大事だと教えてくれた」と今でも胸に留める。
言葉だけでなく、行動でも導いてくれた愛する存在。「母は、リトルリーガーの普通の保護者とは違って、僕のブルペン捕手を務めてくれた。(母は)とてもいいソフトボール選手だった」と誇らしげ。さらに「父は野球が大好きだったし、母は野球に対して僕と同じ情熱を持っていた」とも。両親のサポートを受けてメジャーリーグの舞台までたどり着いたことに感謝する。
昨季は108試合に出場し、打率.228、14本塁打、40打点、OPS.788をマーク。侍ジャパンでは、外野の主力のひとりとして期待される。令和での是非は置いておいて、昔から野球少年の“象徴”だった丸刈りも経験した25歳。WBCでは、日の丸のために躍動する。
(Full-Count編集部)