10連敗ドラ1が大胆チェンジ 工藤公康、菊池雄星…歴代エース彷彿の新投法に「手応え」
昨季は初登板初勝利もその後はまさかの10連敗、勝ち星増へ飛躍の2年目に
2021年ドラフト1位左腕の西武・隅田知一郎投手が「2年目の進化」へ挑戦を続けている。新人だった昨季はプロ初登板初先発した3月26日オリックス戦で7回1安打無失点と好投し、プロ初勝利をマークしたが、その後は白星に恵まれなかった。最終的に16試合に登板して1勝10敗と大きく負け越し。防御率は3.75とゲームを作る展開が多くみられたが、勝ち星を量産することはできなかった。
2年目を迎える今季は宮崎・南郷で行われている春季キャンプのブルペン投球で「新フォーム」を披露。見違える投球モーションに「結構腕が振れている感じがする」「1勝10敗でも防御率3点台だからほんとに打線の援護さえあればって感じ。今年こそは打線の援護もらってバカ勝ちしてくれっ!」など、背中を押すファンが多く見受けられた。
昨季は16試合の登板中14試合で先発を任された。ファンは「呪われてるレベルの負け運だったよね。プロ通算成績がいきなり負け越し9スタートってすごい。でも、それだけ負けても使った首脳陣はすごいよな」と期待値の高さにも言及。ドラフト1位左腕の今季の逆襲に期待がかかる。
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeは「【2年目の逆襲】隅田知一郎『“新投球フォーム”に手応えアリ!?』」のタイトルで動画を公開。「ちょっと石井一久に見えたの俺だけ?」「工藤公康と菊池雄星を混ぜた感じのフォーム」など、かつて西武に在籍した歴代エース左腕を彷彿させた。