ダルビッシュ「結構警戒されている」 佐々木朗希に自ら質問「キャリアは関係ない」
この日はブルペン入りせず調整「普段と変わらず集中できた」
野球日本代表「侍ジャパン」のキャンプが17日、宮崎市で始まった。初日から参加したパドレスのダルビッシュ有投手はキャッチボールなどを行い調整。チーム最年長の36歳は、若手と交流する姿も見られた。
この日はブルペン入りせず、日本ハム時代の“相棒”でチームスタッフを務める鶴岡慎也氏とランニングなどで軽く汗を流した後、キャッチボールなどで調整した。「普段と変わらず練習に集中できたと思います。一番声かけやすかった鶴岡さんにキャッチボールをお願いしました」と笑わせた。
オリックスの宮城大弥投手、ロッテの佐々木朗希投手らと、変化球の握りや投球前のルーティンについて話し合うシーンもあった。若手へ経験を伝えることも求められているが、決して上から教えるということはしない。「キャリアは関係なくて。自分たちもプロであるので成長する姿勢を忘れずにしたい」。佐々木にはダルビッシュから「(投球前に)どういったメニューをやっているの?」と質問したという。
一方、若い侍メンバーにはまだ“固い”部分も。「結構警戒されていると思うので、あまり話せていない人もいるんですけど……。自分も聞きますし、自分は大丈夫なのでどんどん聞いてほしい」と呼びかけた。18日にはブルペン入りする予定で、当面注目される日々が続く。