17日間で移動距離3万7000キロ 杉谷拳士氏、強行軍で侍J合流「ここから世界一の道」
2月から日米球団のキャンプ地を訪問、ヌートバーら侍ジャパン選手を中心に取材した
元日本ハム内野手の杉谷拳士氏が「超強行軍」で野球日本代表「侍ジャパン」に“合流”した。2月初旬から日米球団のキャンプ地を訪問。総移動距離は約3万7000キロという過密スケジュールをこなし、17日から侍ジャパン取材のために宮崎キャンプ入り。杉谷氏は「時差ボケで朝なのか夜なのか分からなくなりました。でも、疲れたとは言ってられません。本当に充実した日々を送らせてもらっています」と充実した表情を浮かべた。
杉谷氏の大遠征は自宅のある北海道からスタートした。東京、沖縄、宮崎、石垣島とプロ野球球団のキャンプ地を訪問して、その後は東京、北海道、東京。野球の情熱は止まることなく、その後はメジャーキャンプ取材のために米国へ。西海岸に位置するサンフランシスコから始まり、アリゾナ州フェニックス、東海岸のフロリダ州マイアミ、ポートセントルーシー、ジュピター、マイアミ、ロサンゼルスをわずか6日間で米国大陸を往復した。
東京へ戻ると、すぐに侍ジャパンの宮崎キャンプへ。自身のインスタグラムには「さぁここから世界一の道が始まります!! みなさんと一緒に熱く、応援します」と綴った。地球一周は約4万キロ。杉谷氏はわずか17日間でその距離に達した。
古巣の日本ハムだけでなく、各地では佐々木朗希投手(ロッテ)、鈴木誠也(カブス)、ラーズ・ヌートバー両外野手(カージナルス)ら多くの侍ジャパン戦士を取材。杉谷氏は「たくさんのキャンプ見学、そして選手にインタビューを取らせていただきました!! 感謝です!!」と感謝の言葉を口にした。