ダルビッシュは「テレビで見てた人」 “衝撃弾”の村上宗隆は興奮「まさか一緒に」
ライブBPでバックスクリーンへ一発、全6球の対決で2安打を放った
野球日本代表「侍ジャパン」の村上宗隆内野手が21日、宮崎キャンプで実戦形式の打撃練習「ライブBP」の打席に立ち、ダルビッシュ有投手と“初対戦”を果たした。4球目にバックスクリーンへ一発を放ち、“再戦”では左翼へ安打を放ったが、日米通算188勝右腕の投球に「大きいですし、マウンドが絵になる。勝負しているんですけど、カッコいい」と驚いた。
初日のフリー打撃では、11本の柵越えを披露するなど、順調な調整ぶりを見せていたが、キャンプで現役投手を相手に打席に立つのは今回が初。メジャーでプレーするダルビッシュとの対戦ももちろん初めてだ。空振り、ボール、見送りストライクの後の4球目を捉えると打球はバックスクリーンへ。ファンの入った場内はどよめき、打たれたダルビッシュもボールの行方を追って笑顔を見せた。
打者1巡したのち、ダルビッシュと“再戦”の機会が回り、一塁へのゴロと左翼への安打で終了。全6球の対戦で、2安打1本塁打だった。村上は「公開処刑すんなよ! と言われたんですけど、こっちも必死にいったので」と照れた。「(2009年のWBCで)抑えをされているとき僕は小学4年生だった。まさか一緒に野球をやっているのが、信じられない。本当にテレビで見てた人だった。(対戦は)本当に幸せを感じながら」と感慨深そうだった。
(Full-Count編集部)