佐々木朗希、最速162キロに「走りよかった」 充実感も「去年の強化試合よりいい」
侍ジャパンは8-4で好発進「初陣だったのでいい形でスタートできるように」
野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)が25日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われたソフトバンクとの「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎」に先発。予定の2回を1安打無失点3奪三振で投げ終えた。最速162キロを記録し「ストレートの走りはよかったかなと思います」と充実感を滲ませた。
初回、先頭の牧原大に鈍い当たりの二塁内野安打で出塁を許したが、甲斐拓也捕手が二盗を阻止。2番・中村晃を二飛、3番・柳田を162キロ直球で三振に抑え、結果的に3人で終えた。2回はホーキンスを左飛、栗原と今宮からは2者連続三振を奪った。投じた26球中、10球が160キロ超えと剛速球を連発しソフトバンク打線を圧倒した。
侍ジャパンは8-4で好発進。「チームとしても初陣だったので、いい形でスタートできるようにと思って投げました」と、先発を任された責任感も口にした。さらに「いいボールがいったと思いますし、この形を継続できたらなと思います。去年の強化試合よりもいい形で投げられたのかなと思います」と、調整は順調に進んでいるようだ。
プロ3年目の昨季は、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成するなど、20登板で9勝4敗、防御率2.02をマークしていた。昨年11月の豪州との強化試合でトップチームデビュー。4回を投げ59球、4安打無失点2奪三振だった。
(Full-Count編集部)