大谷、スライダー&カーブの切れ味は驚異!? MLB公式「全くもって不公平」
イグレシアスを3球三振に仕留めた場面にMLB公式動画サイト「Cut4」が注目
30日(日本時間31日)の敵地タイガース戦で先発した大谷翔平投手。4回終了時、そして6回のエンゼルスの攻撃中と2度の雨天中断に見舞われるなど不運な展開となり、5回で降板となった。3安打1失点、5つの三振を奪い、メジャーでの自己最速を更新する101.1マイル(約162.7キロ)も投じたが、チームは敗戦。大谷にも勝敗は付かなかった。
この日は武器であるスプリットの切れ味が今ひとつだった大谷。それでも、スライダーやカーブを巧みに織り交ぜて、タイガース打線を封じた。5回には先頭のイグレシアスを70.1マイル(約112.8キロ)のカーブ、77.8キロ(約125.2キロ)のスライダーで追い込むと、大きく外角へ外れる80.5マイル(約129.6キロ)のスライダーでバットに空を切らせて3球三振に仕留めた。
このイグニアシスから空振り三振を奪った3連続変化球の切れ味を、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も注目。「ショウヘイ・オオタニは全くもって不公平、ホセ・イグレシアスを3球三振」として、動画付きで記事を掲載した。
「5回裏、ホセ・イグレシアスと対戦したオオタニは殊更キレがあったように思える。のけ反らせるような球で1ストライクを取り、オオタニは次第にゾーンから遠ざかっていくスライダーでイグレシアスから2度の空振りを奪った」と「Cut4」ではレポート。同様の動画を公開したMLB公式インスタグラムには、驚くファンからのコメントが並んだ。
「えげつない!」
「アメージングな投手。いや、アメージングなプレイヤーだ」
「素晴らしい」
「ビースト!! オオタニサン!!」
「アンフェアだ」
「カーショーのカーブボールだ」
「見ていて楽しい」
「ウィッフルボールを投げているようだ」
「彼は最高に素晴らしい」
投打二刀流にわたる大谷の能力を称賛するだけでなく、メジャー屈指のカーブの使い手であるドジャースのクレイトン・カーショー投手になぞらえ、そのカーブの切れ味に驚く声も上がっていた。