死球で動揺「優しさを持つダルビッシュらしい」 栗山監督は修正力に感服「心配ない」

中日との合同練習で指揮を執る栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
中日との合同練習で指揮を執る栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

死球を当てて動揺、1回に2失点「最初の回はそれ(死球)を凄く心配していた」

 野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が2日、バンテリンドームで中日との合同練習後に取材に応じた。この日、ダルビッシュ有投手(パドレス)が岡林勇希外野手の右膝に死球を当てた。その後、動揺もあり2失点を喫したが「最初の回はそれ(死球)を凄く心配していた。優しさを持つダルビッシュ投手らしい」と振り返った。

 ダルビッシュは中日打線と対戦。初回先頭で岡林の右膝に死球を当てた。岡林はうずくまり、ダルビッシュはマウンドを降り心配そうに見守ったが立ち上がれず。両肩を支えられてベンチ裏に下がった。

 ダルビッシュも「動揺してしまった」と振り返ったように、その後制球が定まらず。1死一、二塁でビシエド、アキーノに連続適時打を浴びた。それでも2回以降は1安打無失点と好投した。

 栗山監督も「そのあとの投げ方を見ていてもプラスになる。前に進んでくれる感じがある。それは、全く心配していない」と信頼は揺るがなかった。また、岡林については「とにかく、野球やっている選手たちの体のことは心配。色々なことはあるんだけど、何もなければいいなと」と案じた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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