大谷翔平、時差ボケでも驚異の“膝付き”弾 「体調100%でない」も本番へ準備着々
侍ジャパンでの本塁打は2016年以来7年、2305日ぶり
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)が6日、左膝を付いた“変態打ち”で驚きの特大弾を放った。「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」として行われた阪神戦で3ラン。場内の誰もが驚くフォームと打球だったが、本人は「時差ぼけで体調100%ではなく、甘い球を打ち損じるのは気になります」と反省のコメントがまず口をついた。
「3番・DH」で先発し、3回2死一、二塁で迎えた第2打席だった。1ボール2ストライクからの低めフォークを、膝を地面に付きながらもバットに乗せた。高々と舞い上がった打球は中堅バックスクリーン右のスタンドへ飛び込んだ。大谷の侍ジャパンでのプレーは2016年11月13日のオランダとの強化試合(東京ドーム)以来2304日ぶりで、本塁打は2016年11月12日以来、2305日ぶりだ。
場内のどよめきがなかなか止まらなかった衝撃弾。まず反省から入った大谷も「打ったのはスプリットで良いスイングができました」と最後には納得の様子。初出場となるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へいい準備をできている。
(Full-Count編集部)