村上宗隆、待望の“今季1号”に「走り方忘れてた」 大谷とハイタッチで安堵の笑顔
大谷、吉田とハイタッチ、栗山監督も拍手で出迎え
野球日本代表「侍ジャパン」の村上宗隆内野手(ヤクルト)が7日、京セラドームで行われたオリックスとの「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」で苦心を振り払った。初回2死一、二塁の第1打席、先発・東の150キロ直球を捉え、左中間席への1号3ランに「今シーズン初ホームランです。ホームランを打った後の走り方を忘れていました。ちょっとほっとしました」と照れた。
チーム結成後、初めて4番を外れた。この日は「6番・三塁」で出場。第1打席で結果を出してみせた。9日に開幕するWBC本大会前、最後の実戦。苦しんでいた昨季3冠王に待望の1号3ランが飛び出した。本塁で迎えた大谷翔平投手(エンゼルス)、吉田正尚外野手(レッドソックス)と笑顔でハイタッチ。ベンチでは栗山英樹監督も拍手で出迎え、格別の笑顔だった。
村上は2月、宮崎キャンプのライブBPでダルビッシュ有投手(パドレス)からバックスクリーン弾を放つなど、状態の良さをみせていたが、実戦は5試合ノーアーチ。16打数2安打で打率.125と苦しんでいた。WBC開幕まで残り2日。本番前最後の強化試合で、暗雲を吹き飛ばした。
(Full-Count編集部)