大谷翔平、リアル二刀流で先陣「楽しみたい」 侍開幕投手に「責任感」一問一答
国際試合、国際大会での投打同時出場は初めて「初回の入りから集中して入りたい」
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)が、9日に東京ドームで行われる「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の中国戦で開幕投手として投打同時出場することが決まった。栗山英樹監督が公式記者会見で明らかにした。
大谷が国際試合、国際大会でリアル二刀流で出場するのは初めて。国際大会でのマウンドは2015年11月19日に行われた世界野球プレミア12の準決勝・韓国戦以来8年ぶりとなる。約12分の記者会見では意気込みを語った。
――世界一を目指す今の気持ちは。
「まず、楽しみにしています。チームの勢いとしても、初回の入りから集中して入りたいなと思います」
――栗山監督がリアル二刀流での起用を明言した。
「WBCは初めてなので、緊張すると思いますけど、いつも通りのプレーをしたいなと思ってます。いつも通りの準備の仕方、ゲームの心構え、そういう感じでやりたいなと思っています」
――投手としてのコンディションは。
「バッティングは何打席か立てたので、状態も悪くないと思いますし、向こうではピッチングもしてきて、ブルペンもこっちでは入って、今日も少し投げた。体の状態もすごく良いので、いつも通りにできれば、このまま十分にいけるのではないかなと思います」