ロッテ2年目土肥、プロ初勝利なるか 広島戦へ「ビビらず強気で投げたい」
今季3度目の先発、過去2試合は好投も白星ならず
ロッテの2年目左腕・土肥星也投手が今季3度目の先発となる3日の広島戦でプロ初白星を狙う。
昨年は中継ぎで18試合に登板して22失点。防御率も9.31と1軍の壁に阻まれたが、今季は先発適性を買われてファームから昇格。5月20日のソフトバンク戦でプロ初先発。4-2の5回2死で降板し、初白星を逃した。5月27日のオリックス戦(わかさスタジアム京都)では5回2/3を投げて2失点と踏ん張ったが、チームは2-3で敗れた。
「勝ちにはこだわらず、1人1人。(前回は)チェンジアップで空振りがとれたし、ストレートでも差し込めた。抜け球の失投に気をつけて最少失点に抑えること。まず先頭打者と四球を出さないこと。(広島打線は)勢いがあるが、ビビらず強気で投げていきたい」と土肥。
清水直投手コーチから常に言われているのは、身体が突っ込まないよう、つま先からではなくかかとから踏み出すこと。中6日の調整にも慣れてきたようで「6日間は1軍にいられるという思いでやっている」と語っていた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)