米国、12得点で7回コールド勝ち 超強力打線が初回9得点…カナダに圧勝で反攻へ
初回にトラウトの3ランなどで一気に9得点…銀河系軍団が本領発揮
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールCで米国は13日(日本時間14日)、アリゾナ州のチェイス・フィールドで隣国のカナダと戦い、12-1で7回コールド勝ちを飾った。前日12日(同13日)にメキシコにまさかの敗戦を喫したが、自慢の超強力打線が初回から爆発した。
初回無死満塁で、アレナドの先制2点適時二塁打から猛攻が始まった。さらに2本の適時打と犠飛などで6得点。打者が一巡すると、2死一、三塁では主砲の2番トラウトが3ランを放って一挙9得点を挙げた。2回もターナーのソロなどで3得点。3回からの2イニングは無得点に終わったものの、5回に再び得点を重ねて試合を決めた。
先発のリンは2回先頭でソロを浴びたものの、5回までわずか2安打で6奪三振。6回から登板した元巨人のマイコラスも2イニングを無失点に抑え、7回表を終了した時点で10点差以上の規定によりコールドゲームとなった。前日の悪夢を振り払うように、前回王者が投打で本来の姿を見せた。
(Full-Count編集部)