源田壮亮、患部の痛みは「気にならない」 負傷後初のフリー打撃「良い打球が多かった」

前日練習でノックを受ける源田壮亮【写真:荒川祐史】
前日練習でノックを受ける源田壮亮【写真:荒川祐史】

10日韓国戦の二塁牽制で負傷、フリー打撃では右中間フェンス直撃打も

 野球日本代表「侍ジャパン」の源田壮亮内野手(西武)が15日、16日に行われる「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」イタリア戦(東京ドーム)の前日練習に参加した。10日の韓国戦で右手小指を負傷してから初めてフリー打撃を再開し「良い打球が多かった」と笑顔をみせた。患部の痛みは「あんまり気にならなかったです」と振り返った。

 この日は右手小指にテーピングを巻き、計25スイング。打撃手袋の右手小指を切る“応急措置”で対応した。右中間フェンスに直撃させる打球も放ち、周囲を驚かせた。打撃練習後には栗山英樹監督と話し込む姿も見られたが「秘密です」と笑顔で内容を明かさなかった。

 源田は10日韓国戦の3回、二塁牽制で帰塁する際に右手を負傷して交代。11日チェコ戦の試合前練習には参加せず、12日豪州戦もスタメンを外れていた。ベンチでは大谷翔平投手(エンゼルス)と走塁用手袋について話し込み「(大谷は)投手もしていますし、手を守るために使ってますよ~という話をして触ったりしてました」と表情を緩ませた。

 16日には準々決勝のイタリア戦が行われる。源田は「すごく雰囲気が良い。1戦1戦しっかり戦いたい。全員で勝ち切れるように頑張りたい。とにかくチームが勝つためのピースになれるようにしたい」と献身的にチームを支える意気込みをみせた。

(Full-Count編集部)

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