大谷翔平、奇襲セーフティバントで先制点呼び込む シフトの逆つき場内騒然

第2打席でセーフティバントを決めた侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】
第2打席でセーフティバントを決めた侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】

準々決勝・イタリア戦に「3番・投手」で投打同時出場

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は16日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」のイタリア戦(東京ドーム)に「3番・投手」で投打同時出場した。3回の第2打席でセーフティバントを見せ、先制点を呼び込んだ。

 両軍無得点の3回1死一塁。初球に体をくの字に曲げた。シフトでガラ空きの三塁側へ転がすセーフティバント。同一、三塁にチャンスを広げ、吉田の内野ゴロの間に先制点を挙げた。

 今大会から「大谷ルール」が採用され、降板後も指名打者として出場できる。「負けたら終わり。僕だけで試合をするわけでもない。全員でつないで最終的に1点でも多く取っていればいい」と語っていた。大谷が打者として結果を出した。

【実際の映像】大谷の献身セーフティが呼んだ1点 侍ジャパンの“繋ぎ”の精神が生んだ先制の場面

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