決勝進出の米国、ベッツが日本警戒「いいチーム」 連覇へ手応え「勝つことだけに集中」

キューバ戦に「1番・右翼」で先発した米国代表のムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
キューバ戦に「1番・右翼」で先発した米国代表のムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

連覇をかけて日本-メキシコの勝者と激突「どちらが対戦相手になっても関係ない」

 米国代表は19日(日本時間20日)、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝・キューバ戦に14-2で勝利。1番打者として6打数3安打と気をはいたムーキー・ベッツ外野手(ドジャース)は、決勝の相手について「どちらのチームでもタフになるだろう」と警戒を強めた。

 この日はキューバ相手に計14安打を浴びせて大勝した。決勝では日本-メキシコの勝者と激突することになるが、ここまでWBC全試合に1番打者として先発出場しているベッツは、「どちらが対戦相手になっても関係ない。自分たちの野球をするだけだ」と語った。

 日本と米国が対戦となれば、前回大会の準決勝以来となる。今大会は大谷翔平投手(エンゼルス)、ダルビッシュ有投手(パドレス)らを擁し、ここまで負けなしの侍ジャパンについては「いいチームだということは知っているが、全てのチームがいいチームだ。成り行きに任せる」と話した。

 チームの雰囲気については「皆と楽しく過ごしている。スタッツを気にするのではなく、(全員が)試合に勝つことだけに集中している」と語った。準々決勝のベネズエラ戦では劇的な逆転勝利、この日も大勝を収め、チームの状態には手応えを感じているようだ。

(Full-Count編集部)

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